FINTECH AFRICA | ナイジェリアのフィンテック、MoniePointがケニアのフィンテック、Kopo Kopoを買収予定、ケニア進出に向けて

ナイジェリアに拠点を置くフィンテック企業Moniepoint Incは、ケニアのフィンテック企業Kopo Kopo Incの全株式を取得する準備が整っています。Kopo Kopo Incは、中小企業(SMEs)に対して、無担保の短期ローンを含むデジタル金融サービスを提供することで知られています。

取引の正確な価値は明らかにされていませんが、ケニア競争当局によって承認されました。 当局は、合併の潜在的な影響について包括的な評価を行った後、承認を与えました。

「私たちは、アフリカ全体の人々に財務的な幸せを提供するという使命の一環として、ケニアに対する公に表明された関心があります。私たちは、ケニアの人々に財務的な幸せを提供する計画のために規制当局の承認を得たことで、第一歩を踏み出したことを嬉しく思います。取引の進展を楽しみにしています。適切な時にさらなる更新を行います。」

Moniepoint、以前はTeamAptとして知られていた、ナイジェリアの決済セクターで8年間の実績があります。

ナイジェリアでは、Moniepointは支払いゲートウェイとして機能し、ビジネスに対して資本および拡張ローンなどのサービスを提供しています。さらに、Moniepointはビジネス支払いカードや会計・簿記ソリューション、ビジネス向けの保険サービスなど、経費管理のためのツールを提供しています。

Moniepointは、約1億ドルの資金調達を確保しました。最新の資金調達ラウンドは2022年8月に行われ、フィンテック投資を専門とする米国のベンチャーキャピタルファームであるQED Investorsが主導し、5000万ドルを調達しました。

Kopo Kopoは2010年に設立されました。創業以来、同社はAccion Venture Lab、Javelin Venture Partners、First Light Ventures、Khosla Impactから合計540万ドルの資金を調達してきました。

Kopo Kopoは企業に信用サービスを提供するだけでなく、小規模な商人が顧客からモバイルマネーの支払いを受け入れることを支援しています。